フリープログラマにとって、自分が得意とする分野での仕事の依頼を受けることによって活躍の場を持つことができます。多くの組織に属するプログラマの場合には、定められた企画書に沿って自分の役割となる部分をこなす作業が続くことになります。その点、フリーであれば、自分で企画書を作り得意とする技術を活かす形で求められる機能を持つプログラムを組むことができるわけです。また、納得のいくまで品質を高めることもできますし、その評価によっては新たな仕事につながるケースもあります。

また、提案される案件をこなすばかりではなく、自分で企画し組み上げたソフトを販売することも可能です。スマホなどにおけるアプリ開発によって、アイデアを元に多くの人に支持されるようなプログラムを世に出すことができるものです。あたかもひとつの芸術作品を生み出すような感覚で仕事に取り組むことができるので、培った技術を余すことなくつぎ込むことができます。このような場合にはまさに、独壇場となるわけです。もちろん、フリーで活動する以上はその売り込みも宣伝広告なども自分で行う必要はあります。けれどもプログラミングという腕を発揮することにより報酬を幾らでも増やすことができる醍醐味は独自のものとなります。

このように、独立し自らがフリーランスとなることは、普通のサラリーマンや、組織に属するプログラマとしてでは味わうことのできない活躍の場を、その責任と共に自らが設けることができるわけです。